常設VR展示スペース計画 -収益プラン案編-

こんにちは、なっつーです。

最近、VR体験の場が増えてきてますが、まだまだVRが普及するには遠いみちのりです。
VRをどういう風に収益にしていくかというのは、難しいところで、
VRコンテンツの体験料による収益プランとして、4月15日から期間限定オープンしている、
VR ZONE Project  i Can in お台場ダイバーシティ
をモデルケースとして考えることになるのかなという状態です。
しかし、コンテンツや筐体の製作費、賃料やアテンド費用など考えると、利益はほぼ得られてない(むしろ赤字)と思われます。

そんな中、インディーズで開発しているVRコンテンツの提供をメインとした場合に、どうにか運営する(あわよくば収益を得る)方法がないかと思い、色々妄想してみました。
前回(常設のVR展示ブースをつくるなら)、展示ブースのイメージを作成しましたが、
今回は、実際の収益を得るモデル内容を考えたので、公開します

まず1つ目がVRコンテンツ自体の体験料による収益プラン。
一回体験するごとに〇〇円とするか、1時間××円で体験し放題とするか。

一般の方向けと考えると、VRコンテンツを初めてやる人の可能性が高いので、
最初にチュートリアルをしっかりして、一番ピントが合っている状態を知ってもらい、
最善のVR体験にしてもらいたいという思いがあります。
そうすると、チュートリアルプランを用意したりも必要だよなぁとか。
また、フルスケールViveだとすると、ケーブルが絡まないためにも、常時アテンドは必須となりそうなので、
それだと、金額設定がいくらになるのかとか。

個人的には、金額が多少上がっても、1部屋にアテンド1~2人体制で、やるべきなのかなと思います。

続いて、2つ目の開発者向けの部屋貸し出しプラン。
開発用にViveのフルスケール(3m×4m)を確保するのは、中々大変だと思うので、
フルスケールで開発できる環境を貸し出して、1時間××円とかで提供。
VR機器やPC、その他周辺機器の貸し出しもできるようにして、プラスレンタル料金で収益を計る。
もしくは、1つ目のプランの一般向けコンテンツを開発してもらうために無料貸し出し&
コンテンツ体験による収益を開発者へ支給とかできれば、VR開発で生活できるって人を生み出せないかなと。

問題点としては、現状考えているスペースだと、防音が全くできないので、他人に開発状況を見られる、聞かれる
可能性があるので、その場合は全部屋同時に貸し出す必要があるのかな。

そして、3つ目のパフォーマンス観覧料による収益プラン。
VRを使ったパフォーマンスを見てもらうことによりお金を得る。
例えば、4人同時対戦コンテンツのトーナメントイベントを開催し、
実況など交えて、対戦風景を現実空間、VR空間共に公開し、楽しんでもらう。
現地での観戦、ネット上でのライブ動画配信で観戦、試合中のサーバー内にVR観戦モードで入れるようにするなどして、観覧料を集める。
対戦だけじゃなくて、「Tilt BrushのようなVR空間内でのお絵かきを、複数人の共同作業でやるなど、アーティストのライブパフォーマンスもとても面白そうです。

とりあえず今回は大きく3つのアイデアを思いついたものを形にしてみました。
最初はVR体験だけで収益なんて厳しすぎるのではと思ってましたが、少し希望が見えてきた気がします。

上記の内容はすべて妄想でしかないですが、実現できるレベルまでもっていきたいなぁと。
賃料、スペースの施工費(内装、電気、空調など)、各種機器費(HMD本体、PC本体、モニターなど)、運営人件費
とか色々お金はかかる訳で、次回はいくらあれば実現できる!というのを検討したいと思います。

 

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