開発初心者でもモバイル用AR/VRアプリを簡単に作成・公開可能な「ENTiTi」日本語チュートリアル(2/3)

どうも、なっつーです。
前回の
開発初心者でもモバイル用AR/VRアプリを簡単に作成・公開可能な「ENTiTi」日本語チュートリアル(1/3)
ではENTiTiの登録、プロジェクトの作成、ENTiTi CREATORのダウンロードまでを説明しました。

今回はENTiTi CREATORを使用して、プロジェクトの完成までの流れを説明します。

ENTiTi CREATORを起動するとアカウントの入力を求められるので、登録したアカウントを入力し、ログインします。
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先ほど作ったARのアプリプロジェクトが表示されるので、openをクリックします。

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プロジェクトを開くと下記のような画面がでます。
最初に表示されるのはSCENE画面で、ARマーカーとして登録した画像が表示されています。
こちらで、3Dモデルやライト、サウンドなどのアプリを構成する素材を配置することができます。
上部のメニューバーより、LOGIC(プログラム作成)、LIBRARY(ファイルの管理)を選択できます。
まずはLIBRARYを選択し、使用するファイルをアップロードしましょう。

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左メニューのUPLOADFileを選択し、自分のPCから3Dモデル(.fbx形式)をアップロードします。
(今回使用するモデル[yashinut.fbx]のダウンロードはこちらから)
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アップロードが完了すると、下記のような画面になります。(完了までに数分かかることがあります。)
上部メニューのSCENEをクリックし、シーンの作成に移ります。
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SCENE画面では左のメニューから設置したいものを選んで画面上に設置していきます。

SCENE画面内では、マウスの左クリックで選択、右ボタンを押しながら動かすと画面内の移動、ホイール操作で画面内の拡大縮小ができます。

MODEL 3Dを画面内へドラッグすると、四角い箱が画面上に現れます。
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現れた箱を選択すると、右のメニューに詳細が表示されるので、Select assetをクリックし、
先ほどアップロードした3Dモデル[yashinut.fbx]を選択します。
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四角い箱が3Dモデルに変化しました。モデルの上部に表示されている3つのアイコンを選択することで、それぞれ移動・回転・拡大縮小モードへ変化します。
初めに選択した段階では移動モードとなっており、現れる3軸の矢印(赤・緑・青)がそれぞれX・Y・Z軸に対応しています。
軸上にカーソルを合わせてドラッグすると、その軸の方向に移動することができます。
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次に真ん中のアイコンを選択すると、回転モードへ変化します。
こちらも表示されている円上にカーソルを合わせてドラッグすると、
その円の方向に併せて回転します。
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最後に右側のアイコンを選択すると、拡大縮小モードへ変化します。
軸上にカーソルを合わせてドラッグすると、その軸の方向に拡大・縮小します。
これら、移動・回転・拡大縮小の3つは、右メニューのposition・rotation・scaleに対応しており、数値を直接入力して変更することも可能です。
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次に左メニューよりLIGHT 3Dを画面内へドラッグします。これは平行光源で、回転させることで、光を当てる向きを変えることができます。(移動モードも選択できますが、光の当たり方への影響はありません。) 光を当てることで一気に立体感が増します。

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3Dモデルと平行光源をいい感じに調整し、自分の表示させたい状態へもっていきます。
完成したら、右下のMenuを選択し、Saveをクリックします。
これでプロジェクトの完成です。
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次回はスマートフォン上でプロジェクトを見れるようしていきましょう。

開発初心者でもモバイル用AR/VRアプリを簡単に作成・公開可能な「ENTiTi」日本語チュートリアル(3/3)

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